○桐生市民活動推進センターとは

【市民活動を応援するセンター「ゆい」】

 地域に暮らす市民みずからが、社会の課題を解決するために、あるいはよりよい暮らしをつくりだすことを目指して行う活動を「市民活動」といいます。まちづくり・文化活動・福祉・教育・防災などなど、市民活動にはさまざまなジャンルがあります。

 桐生市はそうした「市民の力」を発揮する皆さんを応援するために、平成14年7月に民間団体である、一般社団法人きりゅう市民活動推進ネットワーク(以下・NW)に管理運営を委託して桐生市民活動推進センター(以下・センター「ゆい」)を設置しました。つまり桐生市が設置しNWが指定管理者として運営している公設民営という形をとっています。

 市民活動にかかわる人や関心のある人はどなたでもセンター「ゆい」を利用できます。専門のスタッフが常駐して、以下の業務を行っています。

・市民活動に関する相談受付

・会議スペースの提供

・コピー・印刷サービス

・テント・プロジェクター・スクリーンなど資機材の貸出

・市民活動団体が製作・販売しているグッズの展示

 会議スペース、コピー・印刷サービスの利用、資機材の貸出には登録が必要です。詳しくはセンター「ゆい」スタッフまでお問い合わせください。

センター「ゆい」でできるコト

 センター「ゆい」は市民活動のための中間支援(仲介支援)施設ともいいます。活動に必要な知恵や力を貸せる人との出会いなど「人の力」を必要としているときには、ぜひ訪れてみてください。

※センター「ゆい」を利用できる人は営利(団体員に利益を分配すること)目的の活動、また特定の政治・宗教を支援する団体や個人を除きます。


【一般市民向けのサービス】

 またセンター「ゆい」では自転車貸出や道案内や時刻表などの地理情報提供、桐生・みどり地域で開かれるイベント情報の提供、さらにおりひめバスの乗車券販売もおこなっています。電車・バスの待合スペースとしても利用できます。(センター「ゆい」でできるコト


【センターの愛称「ゆい」の由来

 昔の農山村では田植えや収穫など、人手が必要なときには「結(ゆい)」の関係にある地域の住民同士が力を出し合い助け合ったそうです。この「結」の精神から施設の愛称として「ゆい」の名前がつけられました。

 地域における人と人との繋がりあいが薄れてきたといわれている現在、「ゆい」にはその意味やあたたかみを再確認しようという意味も込められています。


【センター「ゆい」の歩み

2002年(平成14年)7月21日 JR桐生駅北口の駅前交差点かどにオープン

2009年(平成21年)JR桐生駅構内に移動